出会って、秒でよく分からないベンチャー企業に就職を決めた理由

YAMATO

YAMATOさんより寄稿
ばるーん再編集

 

『ろくに就活もしないで社会人になってみた。
すると、人生が一万倍面白くなった話。』

との見出しで語っていたお話の原点。就職活動や人生の進路に悩んでいる後輩諸君に、それはそれは色々な生き方があることを伝えられたら幸いだ。もっと気楽にいきませんか。

忘れもしない、あれは昨年の12月29日。世間は仕事納めを終え、年越しの準備に慌ただしい木曜日。午前7時半、私は待ち合わせを約束したスターバックスにいた。たまたま求人情報サイトで見かけた、ある表題がきっかけで。

 

「『素敵なママが溢れる社会』を一緒につくる仲間募集。未来をデザインしよう♪」

 

『素敵なママ』とは。なぜ、音符のマークで締めくくられているのか。よく分からない謳い文句に、まんまと興味を持ってしまった。これは、私がその募集要項に出会ってから僅か32時間後の出来事である。

彼は少し遅れて、待ち合わせ場所に到着した。

「遅れて、ごめんね〜」

関西にいながら、物腰柔らかい標準語で話しかけられたことに少し驚いた。目の下に若干の影を作るくまが気になったが、無事に合流できたことに一安心。今となっては「いつもの通り」遅れてきたその人こそ、マイメンこと社長だ。先輩には基本的に噛み付いてばかりいた自分が、本気でついていきたいと感じた数少ないリーダーの一人である。

(株式会社ワンピース 代表取締役 久本和明さん )

社長という人種は極めて忙しいのだろうと想像していたので、待ち合わせに遅れられたことに嫌悪感はなかった。むしろ、急遽休日に
「気軽にお話できればと思いますので、持ち物も履歴書もなしで、自然体でお話しましょう♫」
とメッセージを飛ばす心境が理解できなかった。一若者に時間を割くには、あまりに効率が悪いのでは。

しかし、二人はコーヒー片手に席に着き、本当に気軽に話し始めた。そこからの体感時間はまさに秒であった。お互いの夢を語り、気がつけば、いつの間にか二時間が経とうとしていた。会社に関する細かな話はほとんどせず、ただただ純粋に、目指したい社会の姿をぶつけ合った。

どこかに勤めることなく、起業しようと考えていた私。そんな私が、よく分からないベンチャー企業に就職を決めた理由。
それは紛れもなく、マイメンこと社長の人徳から学びたいと思えたこと。
そして、今は起業するよりも、この人と夢を描いた方が近道だと直感したからだ。

世間一般の常識から言えば、会社の情報はほとんど知らない。新卒の給与や会社の福利厚生など、諸々が謎のまま、突然いただいた「一緒に働こう♪」宣言に勢いのまま「はい!」と答えてしまった。それはまるで、某海賊王を目指す男が同じ船に乗ろうと誘うかの如し。自然と仲間になっていた。

恋が始まるときに、相手の家族構成や年収を気にするだろうか。
もちろん、気にする人もいるだろう。しかし、私が最も大切にしたいのは、私自身が本質的にその人のことが人間として好きかどうかだ。就職活動も、同じ原理でできた自分はとても恵まれているのだろう。つまるところ、後輩諸君には恋するように、就活してほしい。

恋にタイミングが肝心なように、就活もそうだ。しようしよう、と思ってする恋愛ほど、しょうもない結果に終わりがちである。逆に、雷に打たれたような衝撃とともに始まる恋愛もある。直感を大切に、自分の心の声を素直に聞いてあげてほしい。そうすれば「出会って、秒でよく分からないベンチャー企業に就職」しても、十中八九ハッピーになれる。

結論。出会って、秒でよく分からないベンチャー企業に就職を決めた理由。この人といたら、面白そうという『直感』を信じたから。もっと気楽にいきませんか。

 

編集後記

こんにちは。ばるーんです。

また非常に面白いお話を寄稿していただきました。
どこでいきなる起こるかわからない出会い、そして別れ。人生が有限である以上その出会いも有限。
限られている時間の中で、素敵な人に出会い、刺激し合っていきたいですね。

ありがとうございました!

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