HUAWEI問題は何が起こっているのか現状までの経緯を整理する。

ガジェット

こんにちは。ばるーんです。

ガジェットのニュースでは連日あまりよい意味ではなくHUAWEIの名前を目にしたり耳にしたりしますね。

GoogleがHUAWEIをブロックしているなど様々なニュースが取り上げられていますが、実際はもっと深みのある問題です。

私も1ファーウェイユーザーとして何が起こっているのかしっかりと理解したいので、ここまで何が起こっているのかという事をまとめていきたいと思います。

HUAWEIとは

野暮な解説ですが、もしも名前しか知らないという人のために解説するとHUAWEIは中国に本社を置く非常に大きな会社です。

スマートフォンが一番有名かもしれませんが、パソコンやインターネット機器などを開発販売しています。

スマートフォンにおいては売り上げにおいてもiPhoneで有名なAppleを抜き世界で2番目のシェアを誇っています。

 

貿易摩擦と安全保障

アメリカと中国は近年貿易による緊張が増していました。しかし中国はテクノロジーの進化のスピードが早いことから、アメリカの会社においてもHUAWEIのインターネット機器を導入する運びなどがありましたが、ここには安全保障の面で不安が残り、アメリカ政府はHUAWEIの商品をインターネット機器として導入することによって、インターネットから情報を中国にハックされる可能性があることから以前からHUAWEIだけでなく中国のインターネット機器をアメリカに導入することに反対などをしていました。

ニュースなどでもHUAWEIの社員がアメリカ側に逮捕される件が取り上げられていたことがあったので漠然と中国のスマホは危ないかも。と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、これは個人的な経験なのですが、私がアメリカに留学していた際にも安全保障の分野においては問題になっていて、FBI長官が正式にHUAWEIのスマホを購入するなと発言したり、政府のエージェントはHUAWEIのスマホ購入を禁じるなどのニュースが自分の身近な場面で報道されていてそんなことが実際に起こっているのかという事を実感した記憶があります。

Don’t use Huawei phones, say heads of FBI, CIA, and NSA
Huawei? No way, say US spy chiefs.

 

そういうわけで、今HUAWEIが突発的に注目されてアメリカに攻撃されているわけではなく、これまでの流れがあって今の問題が起こっているわけです。

 

では、今何が起こっているのか

では改めて何が起こっているのかという事を整理していくと、この貿易摩擦や安全保障などその他様々な状況が積み重なった結果

アメリカ政府は大統領令にサインし、HUAWEIはアメリカの企業と取引をすることのできないブラックリスト入りすることになりました。(Securing the Information and Communications Technology and Services Supply Chain)

Statement from the Press Secretary | The White House
Today, President Donald J. Trump signed an Executive Order entitled “Securing the Information and Communications Technology and Services Supply Chain” as part o>>本文を読む

Googleのサービスが心配されたり、スマホの機器について心配されたり人によってみている盤面が違うかもしれませんが大枠として、アメリカ企業との取引が禁止されてしまったという状況です。

 

もちろん大きく注目されているのはGoogle

しかしニュースでも報道されている通り、一番大きなカギはグーグルでしょう。

スマホを持っている私たちにとって今やグーグルは切っても切れない関係にあります。ぐぐるという言葉が一般化しグーグルマップがなければ旅行先で歩けませんし、人によってはドックスやスライドなどに依存している方もいるでしょう。もちろんスマホを動かしているAndroidもグーグルが提供しているものです。(iPhoneの人は違いますが…)

それらのサービスを開発しているのはグーグルであり、グーグルはアメリカの企業です。

上記のような大統領令が発動すると、もちろんグーグルのようなインダストリジャイアントでも適用されます。

グーグルはアメリカ企業であり、HUAWEIはアメリカの企業との取引を禁止されたのでHUAWEIはもうAndroidが使えません。(事実上)

 

じゃあ私たちはどうなるの?!!?

ここまでまとめてきましたが、結局皆さんが気になることは(というか私もですが)

じゃあもう買った端末はどうなるの?

だったり

これからの端末はどうなるの?

という事だと思います。

私も一種のHUAWEI信者ですから現状P30が欲しくてたまらないわけですが、まずはこれまで端末を買った方向けに話をしましょう。

じゃあ明日からもうアプリも更新できなくなるのかよ!

というとそういうわけでは(現状は)ありません。

Google will work with Huawei for 90 days after US eases trade restrictions
Alphabet Inc's Google said Tuesday that keeping phones up to date and secure was in "everyone's best interests," shortly after the U.S. temporarily eased some t>>本文を読む

アメリカ政府は90日間の特別機関を設けていて、その期間はソフトウェアやセキュリティのアップデートが継続されます。

さらにグーグルはAndroidのアカウントにおいても

とツイートしており、少なくとも現状ではGoogle PlayやGoogle Play Protectについては既存のスマホにおいても機能し続けるという事を明言しています。

しかし機能するとは言っても、あくまでも機能するだけで90日間の期間が終了すれば大統領令の元HUAWEIのアンドロイドソフトウェアアップデートは停止するという事になります。

これは、アメリカだから日本にいる私は大丈夫。という事ではなくHUAWEIのスマホを持っている人であるなら関係なくです。

ちょっと余談ですが

HUAWEI Japanもこうツイートしており、しっかりサブブランドのHONORももれなく大統領令に適用されているようですね。私はHonor 8ユーザーでしたから悲しみが増しました。

90日に特別期間の後、あなたの使っているHUAWEIのスマホは最後のAndroidアップデートを終えるという事になります。

現状の大統領令ではそうなってしまいます。以上です。解散。

 

ではHUAWEIはどうなっていくのか

ここからはHUAWEIがどうなってしまうのかということの考察になります。

HUAWEIはこれまで多くのパーツをアメリカから購入していました。

Huawei’s US ban: A look at the hardware (and software) supply problems
Huawei's hardware independence is actually pretty good! The software, though...

ゴリラグラスやストレージなど様々な部品をアメリカから購入していたため、これらをすべて別の国から入手しなければいけないと考えると非常に難しい話にも思えてきます。

更に、幸いKirinなどのソフトウェアにおいてはアメリカに頼っていたなかったので大丈夫かと思いきや

Huawei faces break with UK chip giant ARM
Chinese company is dealt an "insurmountable" blow as chip designer says it must comply with US trade ban.

イギリスのARMまでも取引停止を示唆しており、もはやボロボロという状態になってきました。

幸い?ブルームバーグはHUAWEIが約3か月分のスマホの機器をそろえていると報道しています。

Bloomberg - Are you a robot?

 

ですが、問題はソフトウェアでしょう。

Googleサービスなしで成り立つでしょうか?もちろんAndroidはオープンソースですが、だとしても国外のユーザーからはGmailやYoutubeなどそれらに付随するグーグルのサービスが使えないのは大打撃です。(中国内は別)

国外のユーザー確保は間違いなく難しくなるはずです。

もちろんHUAWEIは独自OSや独自appstoreの開発はしていますが、それでも既存ユーザーを移し替えるのは非常に骨が折れます。

しかもアメリカのサービスを彼らのappstoreにて扱えないという事は

・facebook

・Twitter

・Instagram

・Netflix

などが使えなくなってしまうわけです。Tiktokやspotifyだけで満足できる私たちの日常ではないはずです。

今回の騒動がHUAWEIにとって大変な騒動であることには間違いないでしょう。日本のキャリアも続々と取り扱いを中止や延期しています。

スマホだけでなくパソコンも大打撃でしょう。自分たちがどれだけアメリカのサービスに支えられているのかわからせられますね。

これだけ悪いイメージまでつけられて、もうかわいそうとしか思えませんが1ファンとしてぜひ応援したいところです。

今後の情報に目を張りながら、注目せざるを得ません。

R.I.P HUAWEI

なんてならないことを切に祈るばかりですね。

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