中国の国家レベルの新都市構想 – 雄安地区とは?①

中国

hmzです。

現在、2017年4月に中国共産党らによって発表された、深圳、上海浦東に続く新都市である「雄安」と呼ばれる地区に関してのリサーチを行っています。

今回は、そんな雄安地区に関してのリサーチの一部を紹介していきます。

雄安地区とは?

雄安新区(ゆうあんしんく、XIONG AN NEW AREA、しおんあん にゅーえりあ)とは、「千年大計・国家大事」として、2017年に発表された壮大なプロジェクト。習近平国家主席の肝いり、深圳特区、上海浦東新区に次ぐ、21世紀初めての全国規模の新区構想である。
引用元:xiongan.jp

日本では深圳や上海浦東の名前すらあまり耳にすることがありませんが、2017年4月より、以上の説明にある通り、中国で国家主導の全国規模の新区構想が練られています。

これは北京という都市で人口を捌ききれないので、副都心のような場所を新たに開拓することで、この分散化を図る動きなのではないかと言われています。

新区構想と聞いてもいまいちぱっとしないと思いますが、この都市では人口の分散化を目的としながらも、中国の特に田舎のエリアで見られるような「コンクリートジャングル」のようなResidence Area にしてしまおうというものではありません。

この都市に対して、日本のメディアでは人口200万人以上・総投資額は2兆民币(日本円約35兆円)と言われていますが、現地では、人口500万人未満を徹底・総投資額は10兆民币(日本円約175兆円)とも言われており、これまでの不動産価格のインフレなどを徹底的に抑える仕組みを構築しようとしているとのことです。

2020年には、北京 – 雄安間での新幹線の開通も予定されており、この区間は約30分の所要時間で行き来が可能となる見込みです。

凄まじいスピード感ですね

一方で、単なる北京の人口の分散化を目的として、新区(ハブ都市)を建設しようというわけでもないようです。

スマートシティ、5G、ビッグデータ、AI、IoT、IoVなどコンピューター関連産業、それらとも連なるスマートカー、自動運転産業、医療、教育、環境などの方面で、今までの中国の他の都市には見られない、完全に計画されたイノベーションセンター都市として建設される見込み。
引用元:xiongan.jp

ほんとにやばいと思います。この記事を執筆するモチベーションもこの文言がかなり大部分を占めてます。

個人的な意見ですが、日本やその他の国って、民間と政府が一緒に動けるフィールドがまだまだ狭いイメージなんですが、この中国って国は政府と民間企業が常に同じページの上にいるので、アイデアや技術以上に実現までのスピード感が半端ないんですね。

更には、これらの最新テクノロジーによって北京で世界的な問題になっている環境問題なども解決しうるポテンシャルを秘めている点2022年に予定されている北京オリンピックの会場の一部として利用されることで、知名度アップの布石が既に完成している点、等々。

すべてが洗練されすぎて怖いレベルなんじゃないかって勝手に一人で思っています。

まとめ

今回のリサーチでは、今一番アツい都市(個人的に)である雄安地区の概要や凄みを紹介させていただきました。

日本語の情報があまりなく、今回は現在の都市の状況などを紹介することはできませんでしたが、次回はその辺も含めて紹介できればと思います。

一部バイアスがかかっている意見もあるかもしれませんが、そのあたりは軽く受け流してください。。。。

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