第1回中国語講座 外来語、表意文字ってしってますか?

中国

你好こんにちは大家好。

ばるーんです。
中国語講座第一回目です。
これからパラパラと書いていきたいと思っているので参考になれば幸いです。
今回はは中国語における、外来語について書きたいと思います。(中国語じゃない笑)
なぜこの話題かというと、日本語を使っている人にとってすごく面白いと思うからです。
もっと正確に言うと、漢字を使っている人にとって、この話題は面白いと思います。

表意文字って知ってますか?

はじめる前にまずは少し、漢字の特性について。
日本語は日常の読み書きにおいて常に3種類の文字(平仮名、片仮名、漢字)が使われています。

平仮名だけ、あるいは片仮名だけを用いて日本語を表記することはもちろん可能ですが・・・
そうするととてもよみずらいぶんしょうになってしまいます。
ドウデショウコレデハヨムノニヒジョウニジカンガカカルデショウ。
ところが、
漢字を混ぜることによって、文章は一気に読みやすくなります。
なぜこのようなことが起こるかと言うと、
平仮名や片仮名が「表音文字」なのに対して、
漢字は「表意文字」だからです。 
漢字を見ても分かる通り、「表音文字」は音しか表しませんが、
「表意文字」は文字の一つ一つが、音だけでなく意味をもちます。
例えば「目」という漢字は「め」という音で読みますが、漢字を使う私たちの脳内には、
この字を見ただけで「体の中で、ものを見るのに使う器官」という定義が一瞬で入ってきます。
「芽」でも「牝」でもなく「目」。こういう話が、文字だけで出来てしまうのが表意文字。
ちなみに現在世界で使用されている言語の文字はほとんど表音文字で、
日常的に使用されている表意文字は漢字ぐらいです。
※ 漢字は、アラビア数字やその他の数学記号などの代表的な表意文字と違い、意味だけでなく決まった発音も表しているため「表意文字」と呼ぶのは適切でなく「表語文字」と呼ぶのが正確という見解もありますがここではわかりやすく「表意文字」の括りで扱います。

中国語における外来語

さて前置きが長くなりました。外来語についてでしたね。
日本では、英語圏などの非日本語圏から入ってきた外来語を、コカコーラ、ビタミン、
ミニスカート、ベンツ・・・といったように、基本的に片仮名を使って表記します。
時にはもはや音を捨てて、まるきり日本語訳をする場合もありますが、
日本語には片仮名というスマートに音を表記する便利なツールがあるので、
外来語を音だけを頼りにそのまま輸入することができるのです。
ところが、全文を漢字で書く中国語には、表音文字がありません。
つまり中国語圏に人は、外来語を漢字で表記する以外に方法がないのです。
実はこれは、漢字の特性を考えると結構大変なことです。というのも、漢字のもつ音を基準に
外来語に当て字をしてしまうと、どうしても漢字の持つ意味が邪魔をしてしまうことがあるからです。
日本語を使って分かりやすい例をあげると「よろしく」という言葉に「夜露死苦」
という文字を当てると、どうしても「死」や「苦」といった漢字からネガティブな印象を受けたり、
またはそこまでいかなくても、全体的にいかついイメージをもってしまいます。
この字面だけで受けてしまうネガティブな「印象」やいかつい「イメージ」こそが
漢字の便利なところであり、それと同時に落とし穴でもあるのです。
つまり、外来語に下手な当て字をしたらイメージ戦略に失敗し、漢字のせいでその外来語が、
もとの言葉とあまりにもかけ離れたものになってしまう可能性があるということです。
そんな漢字のもつ特性に振り回されるため、中国語の外来語事情はたいへん面白く奥深いです。
まず、外来語を取り入れる際には、漢字の意味を利用して意訳語をつくることが一般的です。
例えばエスカレーターは「電梯」(電気の梯子)、ホッドドッグは「熱狗」、グローバル化は「全球化」、パソコンは「電脳」、テーマパークは「主題公園」という感じです。
こうすると漢字が外来語の意味を壊すことなく、無事に取り入れることができますね。というか、外来語を完全に中国語訳しているので(訳し方に違いはあれど)意味が損なわれることはないですね。
しかしこれだと、外来語のもつ本来の「音」は、切り捨てるほかありません。綺麗に翻訳された外来語たちはもはや中国語となり、後で見ても果たしてそれが外来語だったのかすらわかりません。
日本人が「アップル社」を「りんご社」と訳すようなものです。
そこで、漢字の意味と音を使った合わせ技が登場します。
意訳と、音訳の合わせ技。この合わせ技は簡単に言うと、外来語に「音」も「意味」もふさわしい漢字を何とか当てよう、という究極の知恵と発想のゲームです。例えばコカコーラは「可口可楽」(口に合い楽しい)ビタミンは「維他命」(命を維持する)、ベンツは「奔馳」(奔走する、馳せる)・・・
という感じです。今あげた例はすべて、中国語で発音しても原語と似たような音になります。
(ちなみに私の好きなのはミニスカートの「迷你裙」という訳です。中国語の漢字の意味は、「君を惑わすスカート」笑 「ミニ」という音は残して、スカートだけ「裙」と中国語訳してます。男性か女性か知りませんが、これは訳した人天才、拍手。)
少し付け足しになりますが、中国語でも時には、意訳でも意訳と音訳の合わせ技でもない
単純に漢字の音のみを使った「音訳」が行われることがあります。音訳は人名や地名に多く、
例えば「克林顿」(クリントン)「意大利」(イタリア)などがそれにあたります。音訳は
できるだけ普遍的な、組み合わせてもあまりつよい意味をもたないような漢字が使われます。
どの訳し方にしろ、使っている文字が漢字である限り、訳す人は大変頭を使いそうですね。

日本人が中国語を学ぶ際のメリット

さてここまで、漢字のもつ「表意文字」という特徴に絡めて、中国語における
外来語の訳し方について書きました。読み書きに漢字を使う日本人にとっては
馴染み深い話題だったのではないかと思います。
最後に一応、中国語講座に戻りたいので、中国語を学びたい日本語話者向けに一点だけ。
中国語を学ぶ時に、漢字があらかじめ使えるということは、非常に大きなアドバンテージです。 
なのでそのアドバンテージを最大限に活用して、中国語学習の際にはぜひ
読み書きから入ってみて下さい。きっと、驚くほど上達がはやいことに驚きます笑
やり方は簡単です。自分一人で学習する際には、全編中国語の文章と、
それに対応する日本語訳、それから辞書を用意します。
用意するものはこれだけ。文章は最初は短いものからはじめて、力がついてきたら徐々に長くしていくといいと思います。
辞書は中国語から日本語が引ければ、エキサイト翻訳でもGoogle先生でも何でもいいです。
用意した中国語の文章を、最初は何も見ないで、自分で解読していきます。
文法や文字の発音の仕方とかは、この時点では全く分からなくて大丈夫です
手探りでも、文章の意味をとることだけに集中します。自分の中で大体予測をつけたら、
今度は日本語訳と見比べながら、どれだけ意味がとれたか答え合わせをしてみます。
これは漢字がスムーズに読める人ならではの学習法です。漢字がスムーズに読めないと、最初の全くなにも見ず意味をとるチャレンジも、次のステップの原文と訳を見比べる答え合わせも出来ません。
答え合わせではじっくり見比べて自分の中での「なるほど」や「なぜだ」をたくさん見つけてください。
「なぜだ」がでてきた時は辞書の出番です。訳と原文を見比べてみて「?」となる部分や、納得の行かない
部分はどんどん辞書で引いてみて下さい。文法や中国語特有の言い回し、単語が絡んでいると思います。
答え合わせで比較して覚えた表現、そして辞書を引いて覚えた表現は、そのまま力になります。
この訓練を積み重ねていくと、だんだん中国語が読めるように!毎日続けるのがコツです笑 
※中国で使われている漢字と日本で使われている漢字は少し違いがあるので、最初は見慣れない漢字にたくさん出会います。これに懲りずにビビらずに、とりあえずは読み進めていって見てください!辞書はあとで引けばいい!

まとめ

というわけで、最後は漢字が読めるというアドバンテージを利用した
中国語の読み書き学習法についてのご紹介でした。日本語と同じく、
漢字を使った言語ということで、中国語に興味をもつ人が増えると嬉しいです。
第一回、最後までお付き合いいただきありがとうございます。それでは再見、また次回!
第二回はこちら

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共同執筆
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