ブロックチェーンとはどんなものかを簡単に解説。

ブロックチェーン

あなたが最近した1番高い買い物は何でしょうか。

服?時計?靴?スマホ?バッグ?

みなさん様々なことを思い浮かべていると思いますが、ではその買ったものが本物であるという証明はできるでしょうか。

そう書いてあったから?直営店で買ったから?中古で買ったら偽物を手に入れるかもしれない…?

情報が簡単にどこからでも手に入れることができるようになった今だからこそ、商品の正しい情報や商品の正しい価値はとても大切になります。

しかし現実はどうでしょう。あふれるフェイクレビュー、当たり前のように売られたり所持しているフェイク商品、正規の情報ですらマルウェアやハッキングの危機にさらされています。

こうして考えると、正しい情報を保証し、その商品や体験をすることはとても難しくコストのかかるものだと思いませんか。

そんな時に役立つ技術が「ブロックチェーン」なのです。この言葉を耳にしたことがある人も多いかもしれませんね。

ビットコイン=ブロックチェーン

という図式の人もいらっしゃるかもしれません。今回はそんな方が少しでもブロックチェーンとはなんなのかを理解することにつながればと思います。

ブロックチェーンとはどんなものか?

では、まずはじめにブロックチェーンとはどういうものなのか簡単に定義していきます。

ブロックチェーンとは
全ての取引データを永続的に追加保存する台帳のことであり、分散的かつ時系列順に、そして不可逆的に記録する媒体である。

詰め込みすぎた定義になってしまいましたね。難しいと思った方もご安心ください。

それぞれを理解していくために、かみ砕き、1つずつ見ていきましょう。

ブロックチェーン=台帳

まずはじめに、「台帳」であるということから理解していきましょう。

「台帳」という言葉をいきなり聞いてもピンと来ないかもしれませんが、ブロックチェーンとはデータを記録しておくものを指します。(いわゆるデータベースです。)

例えば、ハードディスクやUSBメモリなどのローカルデバイス。クラウドでのデータ保存。ブロックチェーンはそれらと同じくデータを記録・保存するための媒体です。

そして、重要なポイントなのが、ブロックチェーンはデータを上書き保存するのではなく、「追加で保存していく」という点です。

ビットコインにおけるブロックチェーンの利用を例にとってみてみましょう。


Blockchain size 引用https://www.blockchain.com/ja/charts/blocks-size?timespan=all

上の図はビットコインのブロックチェーンのサイズを表にしたものです。

ビットコインの取引が行われるほど、その取引データはブロックチェーンに追加で記録され、データサイズは大きくなっているのが見て取れます。

ここまで、ブロックチェーンが「台帳」であること。そしてその台帳にデータが「追加保存されていく」ということを解説しました。

次に、「永続的に」という点を見ていきましょう。

データを「永続的」に保存

データが「永続的」に保存されるとはどういうことでしょうか。

この図は先ほど「追加保存する」ということを説明する際に用いた図ですが、この一番右側は2020/01/10現在のブロックチェーンサイズを示しており、その総量は250GBにも及びます。

そのような膨大なデータ量にもかかわらず、そのブロックチェーンにはビットコイン発行当初から現在に至るまでの全取引データが「永続的」に保存されているので、どのデータであっても参照することが可能です。

最初に行われたビットコインの取引がどういうものであったか。

340回目の取引がどういうものであったか。

26700回目の取引がどういうものでだったか。

ビットコインのブロックチェーンは全てが永続的に保存されているために1番最初の取引から最新の取引データまでを確認することが可能になっています。

ブロックチェーンは分散的にデータを保存

これはブロックチェーンを理解する際に、非常に重要なポイントとなります。

ブロックチェーンがデータ保存において、安全性が高い理由の1つにデータが「分散されて保存」されている点があげられます。

通常、データはハッキングや意図せぬデリートなどの危険にさらされています。


global bitcoin nides 引用https://bitnodes.earn.com/

上の画像はビットコインのブロックチェーンデータを保有しているデバイスの数と場所を可視化したものになります。

例えば、

自分の持っているお金実は1000円だけど、データ改ざんして1億円もってることにしちゃおう。
         

という悪いことを考えている人がいたとして、この人がハッキングしなければいけないデータは一つだけでなく、世界中に存在しています。

10000個存在しているデータの1つだけを改ざんしても、残りの9999個のデータは改ざんされずまた新しいブロックが追加されていきます。

ハッカーとしてもすべてを改ざんしていくのは、とても骨が折れる作業になります。

既存の金融などのデータベースでは、管理している会社がありその会社のセキュリティを破ることでハッキング成功になりますが、ブロックチェーンの場合世界に分散しているいくつものセキュリティを破らなければいけないため、安全性が上がります。

このように「分散的」であるということがブロックチェーンの安全性を高めているのです。

「時系列順」であるということ。「不可逆的」であること。

最後に「時系列順」であること、「不可逆的」であることの2点を理解していきましょう。

ブロックチェーンはその名前の通り、データが保存されたブロックがチェーンで繋がっていることを指しています。

そして、それは時系列順につながっていきます。

最初のブロックがあり、2番目にできたブロックは最初のブロックにつながり、3番目にできたブロックは2番目につながり・・・。

というように最新のブロックは1個前のものにつながるようになっています。

決して、最新ブロックが最初の次に来るようなことはありません。

これは「不可逆的」であるということにもつながってきます。

ブロックチェーンに1度保存されてしまったデータは、誰であっても編集することはできません。

これはいわゆる2重支払いなどを防止するために使われている技術です。

例えば、あなたが何かを購入し、商品が送られてきた際にブロックチェーンを再編集して購入をなかったことにして、改ざんしたデータを途中のブロックに追加することができたら、様々な犯罪が起こってしまいますね。

それを防止するための「時系列順」であること。「不可逆的」であることなのです。

まとめ

さて、ブロックチェーンが

全ての取引データを永続的に追加保存する台帳のことであり、分散的かつ時系列順に、そして不可逆的に記録する媒体である。

であるということが理解できたでしょうか?

冒頭あなたが購入したものは本当に価値のあるものなのかという話をしましたが、ブロックチェーンの技術を用いれば、その商品の製造過程をトラッキングしたり、アーティストが造った物の価値を保存したりと、金融機関以外の使い道も多様にあります。

今回の記事でみなさんのブロックチェーンへの理解が高まれば幸いです。

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