GoogleやFacebookと比較するWeb3.0の可能性

ブロックチェーン

こんにちは、hmzです。

今回は、よく耳にするWeb3.0という言葉についての説明やそれに関する考察をまとめていきたいと思います。

ブロックチェーンに関しての説明をするとき、僕個人が絶対に抑えておかなければならないと感じるのは、ブロックチェーン技術はインターネットの延長線上にあるという点です。

ネットワークが集権的ではなく分散型で維持されるからといって、インターネットがなければこれは成立しません。

では、これまでのインターネットとブロックチェーン時代のインターネットとの違いは何かという点ですね。これに関してGoogleやFacebookと比較しながら詳しく話していきたいと思います。

Web3.0とは?

Web3.0とは、従来のWeb2.0ではサーバーで管理していたデータが秘密鍵によって個人の所有物へと移行していく一つの大きなシフトであると考えています。

例えばGoogle Driveのようなクラウドストレージにデータを保存することに注目してみたいと思います。

web2.0では、自身のデータがGoogle社の持つサーバーに保管され、同様にサーバーに保管されているアカウント情報を照合することで、サーバー内のデータにいつでもアクセスすることができます。

では、Web3.0ではどうでしょうか?

Web3.0版のGoogle Driveでは、自身のデータが暗号化され全世界のノードが共有する1つの台帳に記録され、秘密鍵を照合することによりこれを取り出すことができます。

暗号化されるプロセス及び情報は秘密鍵の照合によってのみ解読されることができるため、これが事実上『秘密鍵の所有=情報の所有』として認識されることになります。

更に、Googleが単一のアカウントで様々なサービス間で異なるでサービスのデータを共有することができたように、Web3.0においても例えばDAppsなどで異なるゲーム間のキャラクターやアイテムの共有などができるようになります。

DAppsとは、分散型アプリケーション(Decentralized Application)の略で構築されるアプリはすべてオープンソースでエコシステムの維持にトークンなどが利用される設計になっています。ビットコインもDAppsの一種です。

CryptoKittiesと呼ばれるDAppsでは既に、ゲーム内のキャラがそのゲームの枠を超えて他のDApps内で利用されるケースが実際にあります。

Web3.0の強力なネットワークとプライバシー

秘密鍵の所有=所有権になるということは、秘密鍵を持たないものからはアクセスできない点でデータに関するプライバシー面で非常に優れていると考えることができます。

ネットワークに関して、サーバーと比較してしまうとレイテンシーなどで遠く及ばないというドローバックはあります。

しかし、世界中のノードによって(DPoS系はそうとも限らない)分散的に維持されるネットワークは、攻撃者からの高い堅牢性を持ちます。

Delegated Proof of Stake(DPoS)とは間接民主制ともいわれる合意形成のアルゴリズムの一つで、これにおいてはStakeの多少に応じて投票権が代表されます。

また、データの所有が全て個人の秘密鍵によって行われることからも、個人が取引所などではなく自身の秘密鍵を自身で保管していた場合、数千万件の個人データ流出などのハッキングはまず考えられません。

FacebookとWeb3.0

2016年のアメリカ大統領選の際、Facebook利用者の個人データが選挙の結果に影響を与えるために利用されていたことは、まだ記憶に新しいと思います。

個人的に、この問題にもブロックチェーンが介在する余地があると思っています。

FacebookやGoogleなどのIndustry Giantと呼ばれるような存在は、この事案以前にも個人データを利用していたことは自明ですが、ブロックチェーンという解決策がこの問題を浮き彫りにするきっかけとなったと繋げるのが妥当だと思います。

例えばですが、iPhoneなんかは最新の技術ですが、iPhoneがあるいまだからこそガラケーは不便だという問題意識的なものを見出しますよね。

新しい技術やフレームワークが生まれることで、旧式のそれらが問題として認識されるようになってくるもんだと思っています。

この話の裏を返すと、Facebookユーザーの個人データ利用の問題が出てきたからこそ、その解決策が存在するということになります。

ただ、Facebookの利用が旧式で非合理的と考えるようになるには、実用性を伴うWeb3.0系のサービスが必要ですね。

Web3.0の今後の可能性

Web3.0の今後について、既存のサーバーに依存したサービス(Web2.0系サービス)からの移り変わりは遅かれ早かれ訪れるとは考えています。

しかし、大きなtransitionを起こすためのピースはまだ完全な形ではないと感じます。

全員がサーバーに依存せず所有権を自分で管理する状態だと、これを更新する際にネットワーク(ブロックチェーン)上への書き込み(検証)作業が必要になりその対価をGas(Ethereumのブロックチェーンの検証作業に対しての手数料)として支払う必要性も生まれます。

トランザクションの度に発生する手数料を毎回負担して、となるとどうしてもユーザーが『データ利用の代わりに無料でGoogleを使うこと』や、『広告を見てYouTubeの動画を視聴すること』が非合理的であるという思考へと移行するのは難しそうです。(エンドユーザー問題)

僕個人的には、無理やりユーザーを取り込むのではなく、設計でユーザーを取り込めるような技術だったりインフラの整備がまだまだ十分ではなく、このピースを正しい形に磨き上げることで、Web3.0が完成に近づくのではないかと思います。

まとめ

Web3.0を主に従来(既存)のモデルと比較して考察していきました。

ありがとうございました!

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