キャッシュレスの定義とは?スマホ・QR決済・クレジットカード?何、どんな方法がキャッシュレスなの??

Academic

こんにちは。ばるーんです。

先日おっさんが飲み会の席で

ハタハタ(秋田名物)上げたら野菜もらった。
物々交換のキャッシュレス

的なことを秋田弁でめっちゃ訛りながら話していました。

皆さんこの意見どう思われますか?

ちょっと考えてみると、非常に的確なポイントをついていると思いませんか?

勝手に電子マネーやクレジットカードを「キャッシュレス」と呼んでいましたが、物々交換などはそう呼ぶに値するのでしょうか?

そもそも英語でみてみると

Cashless – 現金ではない

-Cash 現金

– less 差し引いた

このように、現金以外の決済手段をすべて述べているといっても過言ではないのでしょうか。

日本政府もキャッシュレス化促進を行い、様々なサービスが跋扈する現在の日本です。そんな時だからこそサービスユーザーである私たちが「キャッシュレス」とは何なのかを思考するのはとても大切なことなのではないでしょうか?

今回は、様々なキャッシュレスの意味を比べながら、その本質に少しでも近づければと思いリサーチを行ってみます。

よろしくお願いいたします。

そもそもキャッシュレスとは何なのか?辞書編

まずは辞書が表明しているキャッシュレスの定義を見ていきましょう。

ユーザーとして企業などと違うページにいることは、サービスの誤解に繋がってしまいますからね。

手始めに辞書を引いてみましょう。

銀行口座への振り込みやクレジット-カードによる支払いなどのように,現金のやりとりなしで決済がなされること。
(三省堂 大辞林より引用)
現金ではなく、小切手・口座振替・クレジットカードなどを利用して支払いや受け取りを行うこと。
(goo 辞書より引用)
なるほど。
確かに意識したことはありませんでしたが、「小切手」「振込」といったやり取りも「キャッシュレス」として行われているんですね。

そしてキーワードっぽい「決済」、「支払い」という記述がありました。

この観点から見ると「物々交換」は正確にはキャッシュレスとはいえるか微妙ですね。

ただ、仮に八百屋さんで魚屋さんが

野菜買いたいけど金ないから、魚でいい?

といって、契約が成り立てば、これは「支払い」に該当するのではないでしょうか?

ここでガラパゴス的な視点を避けるため、ちょっと英語でも調べてみましょう。

 

・Oxford Dictionaries

 

現金ではなく、電子的手段、デビットカード、クレジットカード、小切手などを用いて資金を交換すること。

 

 

・Cambridge English Dictionaries

 

・紙幣や硬貨など形のお金ではなく、デビットカード、クレジットカード、電子的手段を扱うこと。
そんなに日本語の辞書と本質的に意味がずれているようには感じませんが
「electronic system」

という記載があるので、「電子マネー」「仮想通貨」などもしっかりと対象と認め記載されているように感じます。

記載の上では意味は日本語の辞書より広いのではないでしょうか。

そもそもキャッシュレスとは何なのか?企業編

続きまして、いくつかの企業が出している「キャッシュレス」の意味を比べていきましょう。

ググってみるとまず出会えたのは「NTT docomo」のページでした。

https://www.nttdocomo.co.jp/special_contents/dcardgold_cashless/ 

さてさて、ドコモがどのようにキャッシュレスを説明しているかというと

キャッシュレスとは、名前の通り「現金」(=キャッシュ)以外の方法で支払いや決済などのやり取りがおこなわれること。
ただし、ひとくちにキャッシュレスといっても、実はいろいろな方法があります。

という書き出しの後

・クレジットカード

・電子マネー

・スマホ決済

という3種類の決済方法を例として紹介していました。

意味はあまり辞書と変わらずという感じですが、出されてる例から個人的にはここまでの中では私とも結構リンクしている意味合いなのかなと思えます。

 

さらに調べていると更に信ぴょう性が高そうなソースを発見しました。

・一般社団法人 全国銀行法人

めっちゃ信用できそうじゃないですか?(笑)

調べてみると、民間銀行のほとんどが加盟している教会だそうです。

https://www.zenginkyo.or.jp/article/tag-j/3815/ 

そんな日本の銀行を代表する組織は「キャッシュレス」をどう認知しているのでしょうか?

電子マネーやクレジットカードを利用して、現金(キャッシュ)を使わずに支払いをすることをキャッシュレスといいます。
その時に現金は払いませんが、次のいずれかのタイミングでお金を払う必要があります。
(ソース:
https://www.zenginkyo.or.jp/fileadmin/res/education/material/money-jr-highschool/slide/slide-1-3.pdf

例も含めほぼ、これまでの意味合いと変わりませんが、「電子マネー」「クレジットカード」などを前面に押し出していることから、やはり「小切手」などよりは身近な決済を携帯やカードで行うほうが現代の「キャッシュレス」を代表している意味合いなのかもしれません。

 

…と思ったのですが

この資料読み進めていくと一点気になる記載があります。

全国銀行協会は、キャッシュレスの意味合いとして、いずれかのタイミングでお金を支払わなければいけないという項目で

・前払い

・同時払い

・後払い

の三種類を上げています。

 

「前払い」の例として

・プリペイドカード

・プリペイド型電子マネー

・銀行振込

を上げています。まぁ納得でしょう。確かにという感じです。

「後払い」はもちろん。クレジットカードが例になります。

しかしながら、問題があるのは「同時払い」です。

全国銀行協会は例として

・デビットカード

・代引き

という項目がありました。

デビットカードはもちろんキャッシュレスです。辞書でも名指しされている方法でした。

ここで疑問になるのが

「代引き」

です。

代表して言いましょう。

 

「代引き」って現金じゃね??????

 

どう考えても、お家で現金持って配達員さんを待ってますよね?

「代引き」って本当にキャッシュレスなのか?

ちょっと本来の目的とずれてしまいますが、認識として大切なので調べてみました。

そもそも自宅で商品を受け取る際、支払うべき料金は2種類あります。

・着払い

・代引き

です。

これこそがキャッシュレスかどうかの分け目のようですね。

 

着払いの場合

着払いとは、「送料」のことを指しています。

例えば、あなたの一番仲の良い友人を思い浮かべてください。

その友人が

「あなたの家に財布忘れたから着払いでいいから送ってほしい」

と言ってきたとしたら、あなたはただ送るだけです。

その送料はあなたの友人が払います。

その際友人は現金でそのお金を支払い、そのお金は配送業者に行きます。これでは全然キャッシュレスではありませんね。

 

代引きの場合

代引きの場合はちょっとケースが違います。

例えば、あなたがアマゾンで

この服超いい!!!!

と思って「代引き」で注文したとしましょう。

その際あなたが支払わなければいけないのは、「商品の料金」と「送料」の両方です。

「代引き」なのであなたは現金をもって、自宅で待機します。

配達員(例えばヤマト)の方が来たら、あなたはお金を払いますね。
その際あなたはヤマトにお金を払いますが、あなたはヤマトから商品を買ったわけではなく、「アマゾン」から商品を買っているので、ヤマトは回収したのち、そのお金を「決済会社」を通してアマゾンに振り込みます。

最後のプロセスが、振込なので無事にキャッシュレス達成です。

 

ってわかるかぁ!!💢💢💢💢💢

 

どこがキャッシュレスやねん!!!!

なんで急に消費者目線から離れた例、出してくれてんねん全国銀行協会!!!

 

しかも言うほど同時払いじゃないしな!!

 

同時払いは完全に消費者目線だし、その場合は現金払いしてるわ!!

とんだ例を出してくれましたね。まさか、こうやって配送業者の苦労を分からせるための啓蒙活動なのでしょうか?

今後は、飲み会等でどや顔しながら

「着払い」と「代引き」の違いわかる???

と、語りたいと思います。

 

そもそもキャッシュレスとは何なのか?日本政府編

長いですが、ついに最終章です。

ここまでくれば、日本におけるキャッシュレスの感覚をつかめるのではないでしょうか?

平成30年4月に経済産業省から発行された「キャッシュレスビジョン」によると

http://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180411001/20180411001-1.pdf 

キャッシュレスの定義

「未来投資戦略 2017」において、「キャッシュレス化の推進」に関し、残された
課題として、「海外諸国と比較して、キャッシュレス化が十分に進展していない。
キャッシュレス決済の安全性・利便性の向上、事務手続の効率化、ビッグデータ活
用による販売機会の拡大等を図ること」が挙げられている。また、キャッシュレス
化を推進するための KPI として、「今後 10 年間(2027 年 6 月まで)に、キャッシ
ュレス決済比率を倍増し、4 割程度とすることを目指す。」としている。

キャッシュレス・ビジョンを策定するにあたり、このキャッシュレス決済比率を
達成することは、重要な通過点であると考えている。そのため、キャッシュレス決
済比率については、今後のキャッシュレスを推進していく過程における指標として
見るためにも一貫性のある値を用いてその状況を確認する必要がある。

なお、現状「キャッシュレス」については、広汎に共通的に認識されている定義
は存在しない。そのため、本ビジョンにおける「キャッシュレス」については、「物
理的な現金(紙幣・硬貨)を使用しなくても活動できる状態」を指すこととした。

 

キャッシュレスの定義のゾーンなのにこんなに書くなよ。というツッコミは置いておいて、定義だけ見ると、これまでのどの定義よりも広いですね。

 

物理的な現金を使用しなくても活動できる状態

 

ですから、極端な話、最初のおっさんが言ってる物々交換でも十分にキャッシュレスと定義できるでしょう、活動できているならば。

しかしながら、前半部分で日本政府は課題として

「海外諸国と比較して、キャッシュレス化が十分に進展していない。
キャッシュレス決済の安全性・利便性の向上、事務手続の効率化、ビッグデータ活
用による販売機会の拡大等を図ること」

と述べています。

ここからやはり背景として、電子的手段をより取り入れていきたいという前提が見えています。これに対して、物々交換もだ!!!

とかいうのも、無粋な話でしょう。

飲み会程度の話にとどめておくのがよさそうですね。

また本質として、「小切手」などよりもクレジットカードや電子マネーなど方法がメインの「キャッシュレス」の意味合いと捉える認識でよさそうですね。

 

余談ですが、日本政府も全国銀行協会と同じく、前払い、同時払い、後払いを解説していましたが、「代引き」の項目はありませんでした。

さすが日本政府!!!!

 

まとめ

日本におけるキャッシュレスの意味を比較して、本質を探ってみました。

物々交換はキャッシュレスといえるが現代ではそれがメインの意味とは言えないと言えそうですね。

「リア充」がもはや、「ネットではなくリアルが充実している人」という意味がメインではないように。

これはちょっと蛇足でしたかね。

少しでも皆さんの参考になればと思います。

ありがとうございました。

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